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薬師寺-01 [観光]

法相宗大本山 薬師寺
薬師寺の創建と平城京への遷寺
薬師寺は天武天皇9年(680)に天武天皇が皇后鵜野讃良皇女うののさららのひめみこ(後の持統天皇)の病気平癒を祈って発願されました。
しかし、天武天皇は薬師寺の完成を待たずに崩御され、持統天皇が即位し新都藤原京に薬師寺が造営されました。
 697年には、本尊薬師如来の開眼が行われ、翌年には構作が終わり僧侶を住まわせたことが『続日本紀』に記されています。
710年、元明天皇の命により藤原京から平城京へと遷都が行われます。
遷都にともなって薬師寺も平城京右京六條二坊の現在の地へと遷りました。
当時の薬師寺は、天平時代までは天下の四大寺の一つとされ、金堂・東西両塔・大講堂など主要なお堂は裳階がつけられ、 
その壮麗な姿は「龍宮造り」と呼ばれていました。
しかし、歴史の中で多くの堂塔が火災や地震で失われてしまいました。
特に、享禄元年(1528)の兵火は激しく、金堂、西塔、大講堂などが焼失しました。
そのなかで唯一創建時から現存するのが東塔【国宝】です。
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玄奘三蔵院
平成3年(1991)に玄奘三蔵を祀る堂として建立され,右の玄奘三蔵の像が安置されている。
玄奘三蔵(602-664)は西遊記で有名であるが、インドより多数の経論を持ち帰って訳し
唐の仏教に多大な貢献をした。
法相教学の祖である。
薬師寺には玄奘三蔵の遺骨が分骨されたことはよく知られているが、その遺骨はここに
祀られている。
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金堂
金堂は薬師寺の中心のお堂で、本尊薬師三尊像【国宝】をお祀りしています。
金堂は、二層建てで各層に裳階もこしをあしらう薬師寺を代表するお堂です。
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ご訪問ありがとうございました。
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